西暦二一〇〇年。太陽系外からやってきた宇宙人(エイリアン)との交戦を開始。以後、この作戦を第一次宇宙大戦と呼ぶことにしている。第三次世界大戦が起きなかったことについては、喜ぶべき事態だったのかもしれない。また、宇宙人が人間とほぼ変わらない
科学力を持っていたことも奇跡だったと言えるかもしれない。
しかしながら、主な戦場と化した地球は完全に崩壊を遂げた。人間は月に完全に居住区を移していたため、地球は機械人形と宇宙人との代理戦争の戦場と化していた。
西暦二一四四年。四十年近く続けられた戦争に終止符が打たれ、宇宙人が地球を侵略するに至った。宇宙人は地球を自らが住みやすい世界に作り替えて、敗戦した機械人形は月へと追いやられることとなった。
しかしながら、それで終わらないのが人類だった。人類は生まれ故郷である地球を見捨てる訳にはいかなかった。地球降下作戦を数百年にわたり継続し、機械人形もそれに従うばかりだった。
西暦二七一〇年。第三三一回地球降下作戦を遂行。月面都市『フレイヤ』から十五体の機械人形が降下していく。彼らは人間の故郷を取り戻すために、彼らは機械人形が生まれた地球という惑星を取り戻すために、日夜戦いを繰り広げていくのだ。
地球という惑星に降り立った機械人形(オートマタ)、2100号(通称:シロ)は単騎レジスタンスの基地へと向かい協力を取り付ける。その後やってきた2089号(通称:ローズ)とともに宇宙人を倒すべく行動を開始するのだが――。
■本作はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 18:31:51
23979文字
会話率:48%
2070年宇宙人の到来により、世界が大きく変わった。
宇宙人は地球を侵略しに着たのではなく、友好関係を結びにやってきた。
その圧倒的な技術・武力を前に、人類は友好関係を結ぶしかなく、
宇宙人到来後の地球には人間に加え、獣人、長耳人、亜人、小
人が住む世界となった。
宇宙人は技術を人間に提供し、人類は大きく発展した。
その中でも「魔法」というあらゆる法則を無視した概念が、地球に運ばれたことが一番影響が大きかった。
「魔法」を使える人間は魔法適正のある者にしか扱えず、5000人に1人しかいなかった。
人間が「魔法」を使えるようになってから90年間、「光」を除いた「火、水、土、風、闇」の魔法適正しか発祥しなかったが、2160年、「光」の魔法適性を持った人間が現れた・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 12:43:24
10296文字
会話率:35%
人には誰でもやり直したい過去がある。
十二年前、喧嘩をしたせいで幼馴染みは死んでしまった。
それ以来俺は毎年命日になると幼馴染みに謝るために墓参りをする。
ある時、幼馴染みの墓の前に幼馴染みそっくりな人が立っていた……。
最終更新:2013-12-18 23:35:45
9536文字
会話率:56%