予言があった。魔王が100年の眠りから目覚めるも勇者が魔王を討ち倒したのち姫と結婚して幸せな日々を過ごすだろうという安直な予言が。
イリーナ姫は幼いころから予言を信じ自分の未来の旦那となるイケメンで最強の勇者の登場を待っていた。そして
、運命の「世界を救う勇者は君だ!」の会の日が訪れた。しかし、選ばれたのは絶世の美女のディアであった。イリーナは納得しないが国王の命により女勇者ディアが正式に誕生した。
直後、魔王軍幹部が乱入。姫を攫うと言いながら見た目の美しさだけでイリーナは偽の姫であり、勇者ディアが本物の姫と判断して攫おうとする。偽物扱いされた姫イリーナは怒りのままに魔王軍幹部を一刀両断するも、結局勇者ディアは魔王軍に攫われてしまう。イリーナの強さを目の当たりにした国王は決断する。
「姫、ちょっと勇者救出のついでに魔王倒しといて」
「な、なんでこんなことに」
不本意ながらイリーナの勇者救出、そして魔王討伐の冒険が始まる。せめてパーティをイケメンで固めて逆ハーレムを築きたいと思うが集まってくる仲間は魔法少女、女戦士、……
「思ってたのとちがーーーーう」
強すぎる姫のコメディー冒険譚ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 07:06:30
236642文字
会話率:66%
あらすじ
魔王を倒した勇者は姫に恋をしました。
勇者は彼女につきまとい、そして遂には思いを伝えます。
「貴方に一目惚れしたのです!」
「わたくしなんかのどこに惚れたと言うのです!」
「全てです! 貴方のその長く美しい紅髪! 紅髪
によく映える肌理細かな緑色の肌! 僕の倍はありそうな肩幅! なんでも噛み砕けそうな逞しい顎! 力強い筋肉! その全てが愛おしい!」
そう。
彼女はなんと、姫は姫でもトロルの姫だったのでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 16:44:55
212746文字
会話率:41%
勇者と魔王と聖剣と、それらをめぐる姫のお話。
麗しの姫在るところに魔王在り。
魔王在るところに勇者在り。
勇者在るところに聖剣有り。
聖剣有るところに魔剣有り。
以前他サイトにて投稿していたお話の設定を引き継いだものです。
最終更新:2018-04-30 01:23:41
24578文字
会話率:31%