大学に入学したばかりの僕こと、南名 衛理の周囲で不可解な事件が巻き起こる。
一連の集団自殺事件――その中心に鎮座する静 遥。
「世界の関節はとっくの昔に外れてしまった。そう、神が世を創り出した瞬間に――」
外れた世界で見るその”情景”とは―
―
外れた世界に見るその”光景”とは――
「人が世界を動かす≪関節≫であるならば、それはつまり、世界が外れてしまったのは私たちのせいなのかもしれんな」
八千代 真伊は”そこ”に何を見る――
果たして僕の”視界”には何が見える――
《三番茶屋ミステリーエンターテイメント開幕!》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 07:00:00
45673文字
会話率:32%
一歩足を踏み入れると帰っては来られない。
二歩足を踏み込むと二度と後戻りはできない。
三歩、歩き出せば振り返ることは許されない。
四歩目は地獄に着き――五歩目に待つのは『生きる』か『死ぬ』か――
さらに歩めばきっと少年は《異常者》として生き
なければならないだろう。
顧みず、悔やまず、憧れず、『裏側』でしか存在することを許されないだろう――
粉雪がちらつくある日、少年の日常は奪われた。
そして、《異常者》としての日常を――異常を生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 01:49:16
169879文字
会話率:31%
神宮司兄妹が犯した一連の"事件"。
それは僕こと南名 衛理を中心に巻き起こる恐怖の連続殺人事件だった――!
世間を震撼させた"事件"が描く"世界"とは――。
僕らが見る"
情景"とは――。
「君は一番の被害者であり、一番の被疑者でもあるよ――」
"黒い弁護士"八千代 真伊、"金色の公安刑事"雪間 麻由紀の介入――相性最悪の最強タッグが事件解決に乗り出す!
僕はこの『世界』に一体何を見ているのだろうか――。
《三番茶屋ミステリーエンターテイメント開幕!》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 00:09:04
162111文字
会話率:22%