宇宙開拓船団技術部所属、32歳独身のヴェントは、気が付けば17歳の記憶、17歳の体になっていた。一体僕の身に何があった?
戸惑いつつも、気のいい"親方"に使ってもらえることとなり、技術部で雑用をこなすことに。だが、
元同僚はヴェントにきつく当たり、ついには嵌められて船団を退艦させられてしまった。
「どうしよう、船に戻る方法がない」
未開の惑星に不時着し途方に暮れるヴェント。しかし、美少女型ドロイドの"ノルン"が、こっそり彼に付いて来ていたのだ。
「この後、どうされますか? ご指示をお願いします」
「なら、地球に帰りたい……かな」
ノルンの持つ特別な機能で、様々な惑星を経由し、"価値ある物"を探しつつ、彼らは地球を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 18:05:27
77968文字
会話率:44%
自営業の青年、田上太一は程々の生活をしていた。
科学の発達によって、人が働かなくても生きている世界。
そんな中、太一は、機械の少女【美機】と人間の女性【宮下明美】の二人の間で揺れていた。
人と人、人とドロイド、そんな二つの派閥が幅を聞かせる
世界に置いて、太一は揺れ動く小舟と大差はない。
そんな中、太一の同僚、影沼が在る画期的な発明をした。
人とドロイドを分けていたはずの【心】を産み出す装置。
段々と変わっていく美機に、太一は未来に思いを馳せていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-27 20:48:42
92300文字
会話率:26%