古風な電話ボックスを利用する二人の学生の身に起きた、ちょっと奇妙な話。
※銘尾 友朗様主催「冬のドラマチック企画」参加作品です。
最終更新:2020-01-15 18:00:00
1047文字
会話率:0%
公王が統べる王都カルテア。とある宿屋の一室で目覚めた勇者は、終わらない『今日』を繰り返していた。身の回りに起こるほんの僅かな変化。そしてその先にあるものとは?かつて世界を救った勇者は、繰り返す『今日』から抜け出す事が出来るのだろうか?
最終更新:2016-08-21 11:06:52
11516文字
会話率:29%
青年は聞いた 『さっきからこの子ずっと寝てるけど大丈夫なの?』
中学時代から少女を知る者は 『あぁ白由紀姫か』 と少女の名前を捩って口にする
だらしがないだけ、よく言えばアンニュイ
妹が朝、とかしてくれた髪も午後になる前には既に見る
影も無い
少女には妹が居た
王子様だなんて、とんでもない
青年は少女にとって、7人の小人の1人に過ぎなかった
妹と小人の仲が深まっていっても、それは変わっていないと思っていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-29 04:19:23
4204文字
会話率:38%