少し先の未来に訪れた人類の危機。竜と呼ばれる人類の天敵と、それに抗う人間達にまつわるファンタジーものです。
第二次世界大戦後に竜と呼ばれる天敵に遭遇し、捕食の対象となった人類。抗うために世界各国の戦力を竜へと向けて勃発した第三次世界大戦。戦
い抜いた人類は、その総人口を約半数程度にまで減少させられてしまう。
それから百三十年後のお話。
ドームと呼ばれる強固な"屋根"を都市の上に造り上げ、国家を捨ててドームという都市単位で生活を始めた人類は、天敵たる竜の捕食を免れて、生き延びることが出来るのか。
人間同士の思惑も交錯する中、今を生きるためには……これから先も生きていくにはどうするか。生きることと戦う主人公達が、竜の存在の真相、人類の存続を求めるファンタジーものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 00:34:57
71623文字
会話率:38%
一人の傭兵として僕は空を飛んでいた。国家の為でもない恋人や家族や隣人の為でもない。[好きでやっていた]それが本音だった。しかし僕は見た現実の戦争をいや、現実の空を・・・こんな空が好きだったのか?
最終更新:2009-04-01 07:35:17
5639文字
会話率:50%