終始世界で月に一度開かれる聖誕祭。それは世界を統治する命の神子のその一言から始まったという。「妾はスペクタクルが見たい」側近たちは必死になって考えた。その結果思いついたのが、死者たちの死者たちによる死者たちのためのお祭り騒ぎ。「生き返ること
が出来る」という餌を眼前にぶら下げられたムクロたちによる仁義なき壮絶バトルの始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-25 00:42:14
5257文字
会話率:35%
命の神子(みこ)、セシィー・ランフォード。彼女は、亡くした命をよみがえらせることの出来る特異な力をその身に宿した人間だった。彼女の住む国イスタンフォードは神の住む国と呼ばれ、王都ブリューフォビスを中心に教会が絶対的な権力を保持していた。降神
祭のその日、セシィーは過激派の襲撃を受ける。護衛騎士とともに王都を逃げ出したセシィーだったが、彼女の元に過激派の刺客が迫る。そんな時、王都を目指して旅をしていたエルは、セシィーと出会い、セシィーの逃避行に同行することに。――命の神子。作られ者。真実を知ったエルとセシィーは、それでもなお今を生きることを決意して、刺客に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-12 19:05:29
5970文字
会話率:4%