平民上がりの少女アルマは、聖女として王城で勤めていた。国中の“穢れ”を払う聖女の仕事は大変だったが、アルマはいつも励ましてくれる第一王子のサディアスに、いつしか淡い恋心を抱いていた。
しかしある日、サディアスから「第二の聖女になってくれ」
と言われる。それは、アルマがサディアスの恋人であるエスメラルダの補佐に回るということを意味していた。
聖女は一人しかいてはいけないのに? しかも、ぽっと出の女が第一の聖女?
頭にきたアルマは聖女を辞め、隣国で道具屋を開くことにした。
アルマは持ち前の聖女の力で呪いのアイテムを浄化し、お店を繁盛させていく。
すると、隣国の王子が呪いの品々を持ち込んでくることになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:31:36
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会話率:37%
お姉さまに虐められているの……という訴えを聞いた男は自分の婚約者がまさかそんな事をしているとは信じたくなかった。しかし妹の言い分を聞けば聞く程これは酷いと思えるもので。
だからこそ、そんな彼女の性根をどうにかするために一度痛い目を見せるべく
彼は婚約破棄を言い出したのである。それが自らの破滅を招くと知らずに。
っていうよくあるテンプレ系の話です。恋愛の恋部分はなくても愛はあるはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 09:50:02
8869文字
会話率:30%