西暦1941年に始まった太平洋戦争…此の日米が死闘を繰り広げた戦争に祖国日本の為に影から連合艦隊を支え続けた一隻の航空母艦がいた。 此はグランド・ゼロと呼ばれる事になる空母を中心に書かれる史実と異なる歴史を歩むであろう物語である。
最終更新:2015-02-23 12:53:40
33464文字
会話率:45%
時は1943年の欧州…
かつて、ポーランドと呼ばれたそこは、今は【東方戦線(オスト・クリーク・ライエン)】と名を変え、プロイセンとソビエト、あるいはCETO(欧州十字教条約機構)と赤色連合軍が大地を鉄と血と硝煙の匂いを充満させながら
激戦を繰り広げていた…
これは架空世界において、数奇な運命を辿りアメリカの属国となる事で第一次世界大戦を生き延びた【プロイセン皇国】…
その中の、とある覇気が不足しがちな装甲大尉の目線で描かれる、短いエピソードである。
☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-04 08:00:00
4748文字
会話率:21%