あなたの代わりに想いを形にします。
『筆の都』と呼ばれるところに、一軒の代筆屋がある。
そこにいるのは、四月一日(わたぬき)さんという、ふくよかで可愛らしい男性。
イケメンだけど、態度が悪いせいで不良にしか見えないヤコさん。
隣には高校生
の双子がやっている文具屋。
その代筆屋がいつからやっているのか知る者はいない。
看板も掛けられていないその代筆屋に来るのは、誰かに想いを届けたい人たちばかり。
ちょっとだけ不思議な代筆屋さんを訪ねる、様々な人たちの物語。
毎週金曜日更新 全5話の予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 12:08:30
111992文字
会話率:32%
相手の幸せを願って泣くことなんて別に変ったことじゃないでしょう? 僕はただその方向がねじ曲がっているだけだよ。だから理解できないんじゃない? 僕はこんなに汚い人間なんだから、キミも一緒にいると汚れちゃうよ。だから、ぼくはキミの幸せを願って―
―――するよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-08 10:04:42
1760文字
会話率:17%
記憶を失った男と少し謎な男の話。―――彼は男性の割には細身で小柄の、笑顔が可愛らしい人だった。何も変わらない日常が変化して、俺は記憶が戻る気がしていた。彼と過ごす数分が楽しくて、もっと彼と過ごしたい。もっと彼を知りたい。でもそう思うことはい
けなかったんですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 12:00:00
11353文字
会話率:49%