IT社長の主人公が南青山の高級マンションの入り口で、見知らぬ男に声をかけられる。
「一晩あなたの家に泊めてください」
男の身なりは良く、ホテルに泊まるお金を持っていないとは考えられない。
なぜ男は、赤の他人にそんなことを頼んだのだろうか?
最終更新:2022-10-02 09:30:08
1725文字
会話率:25%
日本を代表する洋画家桐島禎博の孫、神山博延はファースト・オークションの社員だ。
たまたま立ち寄ったカフェで、博延の隣に座った女子大生は、南青山の諏訪画廊の娘馨だった。馨の手には、祖父桐島禎博の個展の図録があり、最近馨の父親が購入した一枚
の絵を調べているという。
馨が調べている作品は、四十七歳の時にイランから帰った祖父が描いた『霧のペルシア』だった。個展にも出たことがない祖父の作品で、博延が住むマンションに飾られていた。その絵が馨の父の画廊にあるという……。
本小説は、『暁』にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-21 22:00:00
49598文字
会話率:29%
銀座のクラブでホステスをやっているあたしは夕方から南青山の自宅マンションを出、通りでタクシーを拾って店へと向かう。車内ではずっと携帯を弄り続けていた。その夜も店に出勤してきて、テーブルで会社社長の大村を持て成しながら、ずっと話を聞き続けてい
たのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-13 11:35:34
2820文字
会話率:57%
南青山医科大学の臨床医師野依聡史は、学内の派閥争いにより、大学を追放されてしまう。絶望の中の聡史は、一人の女子高生と出逢い――。権威と権力が渦巻く大学病院の白い闇の中で、禁じられた恋が最後に辿り着いたものとは!!
最終更新:2009-01-13 23:38:43
13334文字
会話率:28%