十種競技についての漫画を描いている佐久間。自身に十種競技の経験があるのもあり現実離れしないよう自重していたが、ある時現実の選手が現実離れした記録を出す。それに侮辱されたように感じた佐久間は一切自重せず描きたいように漫画を描きはじめる。
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最終更新:2023-05-06 22:11:02
1752文字
会話率:77%
大学2年生の尾田宗介は中学生の頃から陸上部で、砲丸投げや円盤投げといった投てき競技の選手をしていた。10年前に自分が砲丸投げを教わった憧れの十種競技の選手、そして陸上界のレジェンドである白崎大和のようになるために。しかしある日突然、大和は宗
介の目の前に現れるが、生き霊として現れた。大和はアメリカで交通事故に遭い、即死したはずだったが、現在も病院で植物人間の状態でずっと入院している。大和はやり残した事をどうしても成し遂げたいあまりに、天の門番に必死に頼み込み、生き霊として地上に戻してくれたと言う。そんな大和のために協力する宗介だったが、予想もしなかった事に巻き込まれていく...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 18:41:21
4468文字
会話率:57%
高校時代に「私」が陸上部に入り、全国大会を目指したことも、大学で懲りずに十種競技をいきなり始め、全ての頂点を獲るのだと、そんなことに打ち込むことが出来たのは、ただ陸上が好きだからという理由では決してなかった。その理由の根源には、「マネージャ
ーの女の子」が好きで、そのために「私」が有名になることで振り向いて欲しかったということもあった。しかし、「マネージャーの女の子」を好きになったのは単に容姿が魅力的とか、性格が良かったからとかではなかったのだと十年後の「私」は振り返る。なぜ「マネージャーの女の子」を好きになったのか―十年後の「私」は過去の「私」を考察する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-28 15:38:53
2016文字
会話率:7%