大学2年生の尾田宗介は中学生の頃から陸上部で、砲丸投げや円盤投げといった投てき競技の選手をしていた。10年前に自分が砲丸投げを教わった憧れの十種競技の選手、そして陸上界のレジェンドである白崎大和のようになるために。しかしある日突然、大和は宗
介の目の前に現れるが、生き霊として現れた。大和はアメリカで交通事故に遭い、即死したはずだったが、現在も病院で植物人間の状態でずっと入院している。大和はやり残した事をどうしても成し遂げたいあまりに、天の門番に必死に頼み込み、生き霊として地上に戻してくれたと言う。そんな大和のために協力する宗介だったが、予想もしなかった事に巻き込まれていく...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 18:41:21
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会話率:57%