――ある晩、田舎小僧と呼ばれる盗賊の黒兵衛(くろべえ)は、死に神と賭け事をする。
狂気じみているのにどこか無邪気な、変わり者の善継(よしつぐ)から、化け物小屋を作るのを諦めさせられるかどうかという賭け。
善継は命よりも化け物小屋を大事にして
いるというのに、黒兵衛は賭け事に興味をそそられ、載ってしまい――。
江戸物だけど、純文学っぽいので純文学で投稿してみます。
これは、人にとっての幸福を考える話。
*残酷な描写というより、途中で化け物小屋を作っているということで、ホラーめいた表現が出てくるかもしれません。
*過去に書いた物を載せてるので、気紛れにアップしていきますが、最後まで完結はできています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-02 11:31:09
75760文字
会話率:17%