割れたグラス 小説家になろう　作者検索

　あなたが淋しくて悲しいなら、わたしも寂しくて哀しいわ。

　第一王子と婚約をしていたジュリアーノは、王子から婚約破棄を伝えられて、王子の目の前で首を割れたグラスで一線ひいてしまう。 　目が覚めると、ぜんぜん違う人格がジュリアーノの中に入っていて、陛下から慰謝料を巻き上げてしまう。

「できるならそういう人間に俺はなりたかった」 割れたグラスの片付けを後回しにして眺めながらぐるぐる思考する話です。白黒思考。若干のどうしようもなさみたいなものがあります。 この作品は自サイト・ノベプラ・カクヨムにも掲載しています。

知らぬが仏 目は口程に物を言う

『ザ・インタビューズ』にて、『金魚』をお題にSSを……と言われて書いたモノ。 　割れたグラスの中の魚に込められた、少年の想い……。