アイドル兼小説家として活動する青年「結城曽良」は、ゴーストライターとして「結城曽良」の全作品を書いている「尾野由岐矢」と暮らしている。
結城が芸能界で体験したことを基に、尾野が執筆し、結城の名義で出版する。二人三脚の作家活動は、アイドルとし
ての結城の知名度を利用してうまく歯車がかみ合っている。
結城のもとに、ミュージカルの主演オファーが入る。
作品名は『怪談』。小泉八雲の同名小説と、小泉八雲自身をモデルにした日本のオリジナルミュージカルだ。
ミュージカル主演の体験も、尾野に書かせる小説のネタになると、結城は出演を承諾する。
けれど、『怪談』は七年前の初演時に、出演した女優が失踪するという事件が起きている曰く付きの作品だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 10:29:16
54036文字
会話率:47%
マペット劇団オケラ座で初演出を担当する男の作品の稽古中に使用マペットが消失する事件が。
その消え方が怪異すぎると、演出助手の女性が、怪奇現象に詳しい友人に相談を。
その友人はウィッチ・パラダイスという魔女グッズショップのソフィア佐伯。
彼女は、盗難現場の稽古場へと向かい、あらためてその場の異常さを知る。
助っ人に「音の悪霊浄化師」が加わり、公演を成功へと。という話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 15:17:01
51095文字
会話率:50%
ある日突然、所属していた劇団を追い出された樹。
彼は、別の劇団に在籍する友人である瑠華の提案で彼女と二人で芝居を始める。
何度も打ち合わせや稽古を重ねて迎えた初演、彼はとんでもない大失敗をしてしまい……
※この作品はカクヨムにも掲載してい
ます。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 12:00:00
7501文字
会話率:27%
1818年12月24日、201年前、オーストリアの田舎教会にて。
クリスマスイブの前日。
神父
「やべーオルガンが壊れた」
「バイオリンなら弾ける。それで何とかしよう」
「そういや2年前作った詞があったな」
「君、明日までに曲作れ」
オル
ガン奏者
「!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 09:04:30
1000文字
会話率:44%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒はメイドカフェの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を次々と解決するオトナの、オトナによる、オトナの為のラノベ第32話です。
今回は、アキバのブロードウェイ化を夢見る地下ミュージカル
の現場で演出家が奈落に落ち降板します。
代打の演出家は政治的イデオロギーを持ち込み資金力をバックにミュージカルの乗っ取りを図ります。
一致団結した劇団員は、逆に初演を乗っ取りオリジナルの演出で演じ、演出家は生みの親との再会も果たすのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 21:50:40
10527文字
会話率:18%