歴史だけはある国の由緒正しい王女は、己の誤った判断で嫁いだ大国から逃げ出す。美しい自分に優しかった父王も、ほめそやしてくれた母も、自分をあたたかく迎え入れてくれると信じ切りながら。
彼女を迎え入れたのは冷徹な目をした為政者である父。
そして
彼女は、あっけなく甘やかしてきた周囲からはがされ、隔離されていった。そこには、彼女のことを全くほめたことなどない、大嫌いで冷たい王子の従者が待ち構えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 17:05:29
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会話率:25%