この物語は、ただのモブキャラでしかなかったはずの、5人の少年少女の物語。
ドラマのような友情に期待する帰宅部。
漫画のような恋に焦がれる女子高生。
映画のような喧嘩を望むヤンキー。
小説のような非日常に憧れるクラスメイト。
ア
ニメのような能力を夢見る中二病。
「俺と、友達にならないか?」
そんな彼ら彼女らの、運命でもなんでもない、偶然の出会いによって得た、かけがえのない平凡な日常。
「俺達が主役になれるような物語がないなら作ればいいーー作るんだよ、俺達で! 新しい物語を!」
彼らに関係のないところで完結した5つの、それぞれの物語の終わりは、新たな物語の始まりを告げ、少年少女を奮い立たせる。
「足掻き続け、抗い続けたお前達だからこそ、今こうしてここに立ってるんじゃないのか」
そしてやがて訪れる、心から求めていたはずの、自分達を軸にして回る非日常。
本来モブでしかなかった、それぞれの"物語"に深く関わることはなかったはずの5人の出会いはやがて5つの物語を繋げ、そこに存在する様々な人間や思惑、使命や能力を巻き込んだ壮大なストーリーを生み出すこととなる。その時、少年少女はなにを想い、どういった行動を取り、その誰も予想だにしなかった"物語"は、どのような結末を迎えるのかーー
決して交わることのなかった5つの”想い”が出会い、紡ぎ織りなす『モブガタリ』
○三人称でのプロローグ、0章での各キャラの独白の後、本編は少し時間を巻き戻し、一章から多視点の一人称形式で進んでいきます。
前半は日常がメインの予定です。
みなさまの目に触れ、楽しんでいただけたら幸いです。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 03:44:12
54151文字
会話率:38%
『仕上げの一文祭り』にインジ=ハシ=ユチイが乱入っ?「祭りと聞いたら、書かないわけにはいかないわよね。鳩と人との異種恋愛モノよ。」インジ先生よりのお言葉。
最終更新:2013-01-03 12:21:18
10688文字
会話率:45%
『仕上げの一文祭り』に参加してくださった方々へ、アザとーの感謝の気持ちです。夜空を見上げていたら某先達が降りてくるという、リスペクト作でもあります。
最終更新:2012-12-01 00:17:57
5402文字
会話率:39%
親に強制参加させられました!!
読み手さんなので大目にみてくださいな。
よろしくおねがいします!
べ……別に詩に惹かれたわけじゃな……ないんだからね!
最終更新:2012-12-02 00:24:06
200文字
会話率:0%
ユーイチ「おい、俺達が主役の小説が始まるらしいぞ。」
大河「どうせロクな小説じゃないだろ。」
ユーイチ「でも俺達主役だぞ?」
大河「考えてもみろ。某人気ゲームみたいにRPGな物語だったら俺たちの平凡で楽な人生は3秒で幕を閉じ、血みどろ
な死闘を繰り広げることになるぞ。」
ユーイチ「なんか学園ものらしいぞ。」
大河「…そ、そんなものでテンションが上がると思うか?男子校でしたってオチだろ?」
ユーイチ「共学で、4:6で女子の方が多いらしいぞ。」
大河「…ブスばっかりだろ?」
ユーイチ「うちの学校の女子のほとんどの卒業生はアイドルになってるぞ。」
大河「…毎年か?」
ユーイチ「例外なく毎年卒業生の9割はアイドルになってる。」
大河「行こう!女性という名の神秘の園へ!」
アキラ「とっとと始めろよぉぉぉぉぉぉ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-25 13:56:28
845文字
会話率:98%