突然の異世界転移。私を助けてくれた子曰く私は「闇の守護者」と呼ばれる、各国の人々が命を狙っている存在らしいデス。私を助けてくれた子は幼いわりに、いやに万能で、何だか惹かれていってしまう。でも向こうは恋愛的には一歩引いた態度で…私のことどう思
ってるのかなあ。
闇の守護者とその保護者のイチャイチャラブストーリー時々すれ違いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 07:00:00
154037文字
会話率:56%
少年は困惑していた。
黒髪黒目、至って普通の高校生の彼は、眠っていた筈だが…
気がつけば異世界の誰かに憑依などと笑えない状況になっていたのだ。
金の髪に紺碧の瞳。現実では明らかにありえない眼の色彩に驚いたのは懐かしい。
さらに言えば、木陰に
放置させられて居て傍らには剣が置いて在った事もだが。
通りがかった一人の女性が彼を拾った。
群青色の髪に透き通る様な青い瞳。
寡黙でほとんど喋らない彼女は彼女なりに少年に愛情を注いでいく。
何時しか二人の距離も近くなり、傍らからは歳の離れた姉妹の様にも。
師であり恩人であり、名づけの親でも有る彼女と共に、憑依した少年は今日も波乱万丈に生きていくかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-28 14:32:03
4713文字
会話率:15%