遠い遠いどこかでいつかあったお話。
大小無数の国と国とに別れ、血で血を洗う戦の続く時代。
同じ国同士の人間が争い、海の向こうからやってきた異国の人間の思惑が絡み合い、妖怪を始めとした魑魅魍魎が跳梁跋扈し、およそ太平の世とは程遠い時代。
更には異界からの侵略者までもが姿を見せて、世界は混沌の坩堝と化して戦の終わりはまるで見えない有様だった。
誰もかれもが神仏に縋って平穏な世を願う中で、争いの続く世を憂い、憤っていたのは人間ばかりではなかった。
はるかな昔に異国からやってきた白い竜シュテルンもまた、末世と化した世界の騒がしさに苛立ちを募らせていた。
そうしてある日、シュテルンは名案を思い付いた。この世界の戦乱を鎮めて、平穏を取り戻す英雄を作り出せばいいと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 21:47:24
62839文字
会話率:36%
国境を越えアルカディス王国の街モンテレイアへ入った私たちアルカディス帝国軍を迎えたのは戦意高揚を目的に作られた広報映像でした。
2017年春の架空戦記創作大会参加作品です。
最終更新:2019-02-23 19:00:00
103623文字
会話率:23%
勇者の話。勇者の残した力の話。勇者に作られた英雄の話。
最終更新:2014-09-12 21:02:36
679文字
会話率:0%
英雄法。それは亜悪と国に認定された特殊犯罪者達を取り締まるために選ばれた英雄に様々な権限、資格を与える法律である。ニューセンスと呼ばれる力を使い戦う英雄を援助するために作られた英雄法は、亜悪に苦しむ人々を救う唯一の手段である――と言うのが
建前。本音のところ、実は僕達亜悪は、悪役の公務員なのです。仕事です。業務命令です。問い合わせは受け付けておりませんので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-08 07:00:00
165198文字
会話率:45%
友を撃て。それが作られた英雄に課せられた最後の義務だった。
かつては共に夢を語らい汗を流した友人にかつての姿は無かった。
銀河共和国の作られた英雄ミューズ第一大将の採るべき選択肢は?
そしてそのかつての友バーティ第一大将は何故変わってしま
ったのか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-07-18 21:42:45
866文字
会話率:15%
作られた英雄だった俺ことハルカは、自殺を強要されて死ぬしかなかったが、気づいたら見知らぬ森林にいた。そこでは魔王とやらが幅を利かせているらしい。だが俺には関係ない話だな。俺はもうやりたいことしかしたくないんだよ。この物語は、苦労してきた男の
娘な少年が拾ってくれた女の子その他と気ままに旅をしつつ、ギルドの仕事をこなしたり、勇者のお手伝いをしていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-29 00:00:42
53416文字
会話率:43%