俺の名前は鈴木。
何の変哲もない印刷会社の若手営業マンだ。
だが、ある日、目覚めるとそこはカクテルライトに照らされた美しい人工芝のグランドだった。
プロ野球球団【東京Loosers】の高卒ドラ1ルーキー・佐々木。
どうやらそれがもう一人の
俺らしい。
現世と微妙にリンクしている第二世界への転生と復帰を繰り返す鈴木(佐々木)。
憧れの女性【北原舞】や熱血ファンの【きたはらまもる】、職場の仲間やチームメイトに支えられながら、プロの投手として急速に練度を増していく鈴木(佐々木)は、新人王を争うライバルの町上や卑劣な産業スパイの木寺との対決を経て、試練の最終戦へと歩みを進めて行く。
※英語タイトル:転生先、日本語タイトル:現世の話です。
※カクヨム・アルファポリスにて同時公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 15:08:27
134399文字
会話率:41%
―あらすじ―
大幸充(オオサキ ミツル)は〈海上都市イスルギ〉に住む民間警察官である。
彼の勤める職場の名は〈機動広報三課・救命重機係〉。
変形する巨大レスキューロボットを開発し、いろんな所からお仕事を引き受ける。
そんなちょっと変わっ
た部署だ。
半年前に街を救ってからというもの、彼らは開発と人助けに忙しい日々を送っていた。
そんなある日のこと、彼らに〈国防陸軍〉からの挑戦状が届く。
『我々の試作機と技術コンペティションをしてもらう。
もし勝てなければ、そちらに貸していたものを引き上げさせてもらうぞ』
またもや始まった職場の危機に、今度ばかりは三課の足並みも揃わない。
暴走するマッドな技術班。反抗期を全開にするロボッ娘たち。
ミツルと恋人レンとの亀裂には、元カノの魔の手が忍び寄る。
さらに高飛車な〈陸軍お嬢様〉の登場に、事態は混迷の度合いを深めてゆく。
そして彼らのお祭り騒ぎの背後では、イスルギを狙うテロ計画が密かに進行していたのだった。
果たしてミツルは、そして広報三課は再びイスルギの危機を救えるのか。
仲違いしている場合ではないぞ!
西暦二〇六三年を迎えたイスルギで今、再び〈空想科学レスキュー&ポリスロボット開発ほのぼのアクション〉の幕が上がる。
「兵器ごときに舐められてたまるか! 行動開始だ!」
『イェス・ティーチャ! ブルーバードVer2、クロスドライブ!』
―ご注意―
この作品は「ブルーバード・レベルナイン ―機動広報三課・救命重機係―」の続編です。
今作から読み始めてもいいように書いてありますが、至らぬ点があれば申し訳ありません。
前作は現在、大賞応募中につき検索非公開になっております。ご容赦くださいませ。
ネット向けに横書き形式で書かれています。
この作品はロボットものですが、アクションよりも会話劇、警察ドラマ、企業ドラマにシフトしております。
またしても人型ロボット同士の対決はありません。
地味な作品ですが、気に入っていただければ幸いです。
―お知らせ―
完結いたしました。
今後は随時、校正と改稿をしていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 15:40:39
124651文字
会話率:42%