鶴舞麟太郎さまのエッセイ
『「学校の授業に歴史はいらない!」「古典を消せ!」だと!? 俺にも言わせろ!「英語をなくせ!!」』
こちらを読んで、書いたエッセイとなっております。
そして、八坂 悠布さまエッセイ
『学校に睡眠室を作って
くれ』
こちらに同意&諭してみる意見を述べてみたものでもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 09:00:27
2380文字
会話率:2%
時は大正108年 5月25日。
天馬市役所の都市計画課に勤務している神野 悟(22)は、今年の四月から二年務めた長壽介護課から転属を言い渡されて二ヶ月が経ったところだ。
新しい部署では歯車がうまくかみ合わず、「ダメ人間」のレッテルを
貼られて仕事に行くのが辛く感じている今日この頃だった。
スーパーロボットアニメオタクのサトルにとって唯一の楽しみは、仕事が終わってからビールを飲みながら大好きなアニメ「ダイブルガー」のレーザーディスクを見ることだ。
そんなある日、いつものように見ていたはずのダイブルガーの世界に、自分が主人公パイロットになっていることに気がついた。しかもここは『第四十四話 決戦 前篇』の話しの中だ。サトルは嬉々として主人公になりきり、ダイブルガーをアニメと一語一句違わない台詞で操縦して見せた。
そのダイブルガー愛が認められ、「我と共に神を目指そうぞ」とダイブルガー本人(?)からスカウトされ、うやむやの内に選ばれた47人の神候補生が集う試験会場惑星オワリコマキーンにて生死を掛けた神昇進試験を遂行することになってしまった。
オワリコマキーンはスマホゲームをベースに創られた宇宙で、ゲーム内容は国盗り合戦だ。国を発展させ、ガチャで出した武将を使って二年間を47人が3人以下になるまで勝ち抜かなければならないのだ。
世界観のベースは中世ヨーロッパ系だが、魔法が使える上に、プレイヤーは「神魔法」というド派手な魔法が使える。場合によっては理不尽なゲームだ。ちなみに「神候補ダイブルガー」の魔法は「スーパーロボット ダイブルガーに成れる魔法」だ。
オワリコマキーンに居られる時間は決まっていて、プレイヤーが眠っている時間だけ。が、現実世界とオワリコマキーンでは時間の流れが違っていて、睡眠時間が7時間だったら向こうには7日間滞在することになる。眠った瞬間オワリコマキーンに行くが、目が覚めた瞬間現実に戻ってくる。現実世界では向こうのことは一切記憶に残っていないが、向こうでは全て覚えている。
例えば夜中にトイレに起きても、例えそれが戦闘中だったとしても、現実世界に強制的に戻ってくる。5分後に眠ったとしても向こうでは2時間経っていることになるのだ。
サトルは特殊能力を持つ武将・使用制限のある神魔法を使って戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 17:26:03
106429文字
会話率:30%
生徒会役員である前川大地は、生徒会長から奇妙な噂が流れているという話を聞く。曰く、夜の学校に妖精が出ると言うのだ。そして噂を確かめるため夜の学校へ不法侵入をする生徒も出てきているらしい。
噂の真実に興味を惹かれた前川は、休み時間や生徒会
の仕事が終わってから独自調査をすると決意する。
ふと、三年前に大失敗した文化祭があったという話を思い出した前川は、そのことを会長に言う。すると会長は嫌悪感を隠さず舌打ちをした。
会長らしくない態度に、前川はどうしたのか考えを巡らせる。そして一つの結論に至ると、納得しつつ話題を変えた。妖精の噂は、どこから来たのかと。
会長の予想と薀蓄を聞いて、妖精について話すうち……今回学校に現れた妖精は「コロボックル」かもしれないと二人は笑い合う。
そして飲み物を買うため席を立った会長だが、会長らしくないことに財布を落としたことに気付かなかったらしい。財布の存在に気付いた前川は、それを届けるべく会長の後を追った。
:重複投稿について……Pixiv、作家でごはん!様、NLS~のんびりライフスタイル~にも同作品を載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-19 00:27:39
50233文字
会話率:51%