人格異常、常識欠落、協調困難、能力極端――しかし、実力最強。
そんな尖ったメンバーたちを率いるのは、凡庸凡才の少女だった。
<勇者協会>新人のエステルは、元のパーティを追放された者ばかりが集まる、異色の勇者パーティのリーダーに
突然任命される。魔族と戦うクエストをこなしつつ、メンバーたち一人一人とじっくり向き合い、勇者パーティ<ゼータ>は正式に結成されるに至った。
そんな折、エステルたちは新しい勇者パーティの手伝いを依頼される。
そのパーティは一見するとエリートの集まりだが、やはりそれぞれ問題を抱えており、しかもリーダーは陰謀に巻き込まれたこの国の皇子だという。
エステルたち率いる「最凶パーティ」は、国家危機に立ち向かう。
※カクヨム様でも掲載中
※第二部始動!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 12:22:16
1188966文字
会話率:50%
どうしようもないオタクで幼女好き 着せ替えゲーム好きのこどおじで 面倒なことは一切したくない そして他人ばかりを当てにして 自分で一切しんどい事をしようとせず 人の不幸ばかり喜んで 自分が損するのは嫌で 他人の気持ちなんか全然気にも留めない
自分勝手で性格最悪のゴミみたいな人間 縁を切ってるのに非通知で電話かけてくる変なチビおっさんとの過去の日常を書きました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 20:43:36
3109文字
会話率:77%
シリーズ化を想定した警察モノ。
西暦二○六九年の日本を舞台とした一種の成長小説。
既存の学校教育法や地方公務員法、道路交通法は改正されている設定。
著者の事実上の処女作と話が繋がり、その他の作品ともリンクする。
主人公・流郷尚人は
、警察学校で履修する科目を高校カリキュラムとして認定した国立桜高等学校・警察科へ入学。卒業後に国家特務警備隊に入るという夢を抱き、感情的、且つ臆病でありながらどこか斜に構えた己の性格と周囲との軋轢、仲間達の人間模様や自分の在り方に悩み、成長していく様子を描く。
・序盤、実習で割り当てられた神馬遊撃隊の隊長という使命を果たすべく、学校側の指定した弱小犯罪組織の偵察に出向く。ところが、幹部側の情報伝達の杜撰さから、双方に死傷者を出すという惨劇が起こる。病院に運ばれた尚人は現場に現れた「バイク男」の存在を仲間に知らされる。その男を巡って浮浪者のような現役警部、怪しい義足の男性、義理堅い老医師、人格異常の校長、そして個性豊かな級友らを利用したり、逆に弄ばれたりしながら核心へと迫っていく。
・中盤、尚人を含む十数名が国内最強の極道組織に〈お礼参り〉として無人島へ拉致される。それは首謀者の〝好意〟である事が、次第に浮き彫りとなっていく。幾多もの困難を乗り越え、通り掛かった外国人サルベージ部隊に救助されて命からがら学校へ戻ると、先の偵察実習の際に生じた謎が級友らの手によって明らかにされていた。
・終盤、暴徒鎮圧に駆り出された尚人は罠に掛かり、仲間達と共に再び極道に捉えられ、それまでの自分の人生はある者に操られ、作り上げられていたものと明かされる。その黒幕は、彼を救った老医師。医師は、かつて起きた別の惨劇の生き残りを語り、もう一人、菰田と名乗る老人と共に正体を明かすのだった。自分らの後継者として数えられた尚人らはどこかへ連れられて行く。
(続く)
本作の見所は、現実味を帯びた未来描写と多種多様な人間らの感情模様。
著者渾身の魂の叫びを詰め合わせた、心を揺さぶる作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 11:55:26
293941文字
会話率:51%
広く白い空間そこには三人の影が存在した。人とは何が違う三人。その三人が異世界に行ったら。
※この物語には作者が勝手に作った論が存在します。それに不快感を感じられた場合はすぐに読むのをやめるなどをして下さい。
最終更新:2015-05-08 20:00:00
13743文字
会話率:44%
人より視力が良くて観察眼に優れる高校生・木之本心(きのもとこころ)は、周りの様々な良し悪しを見極めては、面倒に感じた事柄の一切を避けて通る毎日を送っていた。その日も同級生の誘いを断った心は、障害となるものを避けていく内に人気のない廃墟へと
辿り着いてしまう。そこへ現れた二人の男が突如として殺し合いを始め、彼はその全てを見届けてしまった。人としての感情が欠落した少年と、人の常から逸れた者達、彼らを待ち受ける日々の生き様を“映し出す”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-11 17:30:33
32408文字
会話率:40%
いい香りでもさ、充満すると気分が悪くなるんだよ。吐くほどに……。
誰が悪いのか?誰も悪くない?ただ、皆、愛し過ぎただけなのかもしれない。
欲しくもない愛ほど簡単に手に入り、渇望する愛ほど手に入らない。
それぞれの愛の方向性がすれ違い悲劇が
生まれる。
中三の時に猫のチャコが死んだ。次は母さんだった。
そして、友利は高校に入学し、香織に出会う。出会いは偶然ではなかった。
あの香りが引き寄せたのだ。
美しい幽霊と香りに狂わされた男と女と少年と少女のサイコホラーサスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-17 16:50:53
19533文字
会話率:30%