そんなある日、母から優斗へ連絡が来た。『赤い海を目撃したから、注意しなさい。島の言い伝えは分かっているわよね?いい?青い海に変わるまで、気を付けなさい』とのことだった。正直、赤い海を見たことがない僕としては、あまり実感の湧かない連絡だと思っ
た。しかし島の云い伝えなので、念のため気を付けて生活することにしたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 17:31:13
1016文字
会話率:0%
九郎判官義経(くろうはんがんよしつね)が実の母の常盤御前(ときわごぜん)にあてた手紙である。
旧家が代替わりした際の蔵掃除(くらそうじ)の中で偶然に見つけた写しであったが、云い伝えられている義経像と異なる出生の秘密からその後の悲劇へ繋が
る胸の内が切々と綴られていた・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 05:49:31
7470文字
会話率:5%
去年、短編のコンテスト用に書いて、テーマに沿わなくて没にしたお話です。
最終更新:2014-05-27 22:04:34
982文字
会話率:7%
遙か昔、もう人々の記憶から忘れ去られた神代に、元々は1つだった世界は愚かな人間のもたらした厄により二分化してしまった。それ以降けっして交わることはないと云い伝えられて来た世界、“アッシュッツガルト”と“黒楼蘭”。“黒楼蘭”に住む1人の女・リ
リィはその運命に翻弄され、隣り合わせの異世界“アッシュッツガルト”へと降り立ってしまった。(執筆停止中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-13 00:31:17
301文字
会話率:75%
龍が棲まう村
そう云い伝えられたのは昔の話
片田舎、龍が丘村にも経済成長の波が押し寄せたバブル絶頂期
言い伝えなど忘れ去られた今、龍の先祖がえりである一人の少女と龍の王との数奇な運命が幕を開ける。
最終更新:2011-12-31 11:08:13
1045文字
会話率:18%