“誰かを守る”──そんな概念は初めからなかった。
この感情のみで生きる。
俺はただ、ひとり孤高の道を駆ける戦士―カウント―。
生まれた時から、その業(カルマ)を背負っていた。
決して消える事のないその運命は軈て、彼自身を蝕む。
解放さ
れる日は来るのだろうか。
それはまだ、解らない──。
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この話はフィクションであり、実際の人物・団体などとは全く関係ありません。
尚、この作品には残酷な描写が含まれています。
苦手な方は回れ右推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-26 12:40:09
7487文字
会話率:9%