遥か遠い未来の地球では『アイテル』という超能力を誰でも使うことができた。ところが世界を統べる女王の娘レシュアにはその能力がなく、元老院はそんな彼女を無駄な存在と結論付けて廃棄しようとした。処分が下される前夜に逃亡を図ったレシュアは、その行く
当てのない道中で謎の機械兵器と遭遇する。元老院の差し金かと一瞬思うが、よく観察してみると明らかに地球のものではない。一体何が起こっているのかと混乱するレシュア。そしてのちに、謎の機械兵器は異星からやってきた侵略者だと判明する。大きく動き始めた彼女と地球の運命は、激しく交差しながら先の見えない未来へと進み始めた。待っているものは希望の光か、それとも絶望の闇か。その鍵を握っているのは、レシュアと同じくアイテルを使えない青年メイルだった……。
※これは恋愛小説です
※追記:カクヨム様にて同内容の作品を掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-15 20:44:30
316310文字
会話率:48%