ファミレスに呼び出された俺は、雑談を交えつつ友人が新聞のとある文章から真犯人を当ててしまう場面を目撃した。果たして、どのような推理をしたのか。
最終更新:2021-05-03 06:00:00
5424文字
会話率:60%
妹の名前が書いている封筒には、カッターの替刃と「梅雨の調べをきくまえに」という内容の文章であった。妹がいじめられていると考えた兄は頭のいい恋人に相談することにした。
最終更新:2020-01-16 16:11:21
2657文字
会話率:65%
女生徒≪小沢さん≫は、学校の不思議な変わり者。あらゆる行動が常識外れでエキセントリックなお方である。
五月三十日。主人公、山田島辰吉(やまだじまたつよし)は不運なことに、学校の課外活動を彼女と二人きりで行うことになってしまった。噂に違わ
ぬ摩訶不思議な行動に面食らう山田島であったが、次第に心が変化していく。
人に理解され、人を理解するとはどういうことなのか。思い込みや偏見は、心の深淵へ踏み込む足の障害となる。すべてを捨てなければ、湧き上がったこの謎は解けやしない。
これは人が死なないミステリー。しかし、日常の中に潜む謎はときとして非常に残酷なのである。
その一歩を踏み出せ。山田島は背を預けていた『安楽椅子』から、いま立ち上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 21:32:48
92707文字
会話率:45%