お前らは勘違いしてるんだ――チートの本来の意味を。
【あらすじ】
俺、神室里緒はチート能力者という奴らが嫌いだ。
そういう奴らは大抵その能力を代償も無しに使う。それどころか、代償が無いのをいい事にやりたい放題。さらには常識がないとい
うおまけ付き。
どんなに努力して苦労しながら手に入れた能力でも代償は伴う。それなのに、なんでそんな代償も無い人から貰ったような能力をさも自分が使って当然なんて思考が出来るんだ? そもそも必死に強くなろうと鍛えている人に対して理不尽だし、失礼だろうが。
しかも、チート能力者は理不尽な問題やヒロインの抱えている問題を『自由』や『正義』や『信念』の名のもとにチート能力という名の暴力で解決しようとする。
そんなの強力な技を使ったり、間違って能力を暴発させたり、そもそも相手が極悪人じゃなかったりしたら無駄に街を破壊したり、無駄に相手を傷つけるだけの行為じゃないか。そんなの自分勝手に振る舞う犯罪者と何が違うんだ。お前らが仕出かした事は一歩間違えたら無関係の人まで巻き込む危険な行為なんだぞ。それは「俺また何かしちゃいました?」で済むような事じゃないんだぞ!
だから、今まで必死に努力して身体を鍛えてきた俺はその俺自身が苦労して手に入れた力で犯罪者予備軍のチート能力者の能力を回収する使命を女神から引き受けた。
手遅れになる前にチート能力者が何かの拍子に悲劇を生みださないように――
『警告』:もし、下記の注意書きを無視して本作品を読んだにも関わらず、本作品に対して非情な誹謗中傷のコメントを送って来られた方がいらっしゃった場合、即刻そのコメントを送って来られた方をブロックさせてもらい、その迷惑行為を報告させてもらうので注意してください。
『注意』:この作品はネット小説で人気な『チート能力』や『俺TUEEE』や『ざまぁ』や『もう遅い』を否定するような表現を使用する事が多々あります。そういうのが好きな方の肌には合わない上に胸糞悪いと思うような展開があるかと思われますので、本作品を読むのは止めておいた方がいいかと思います。
*この作品はカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 21:30:01
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会話率:54%