父親と二人暮らしの高槻由真(たかつきゆま)は中学3年生の夏休みに、図書館である人と出会った。彼、吉田鷹広(よしだたかひろ)と、ふとしたことから会話をするようになり、偶然だった出会いはいくつもの偶然が重なっていく。淡い気持ちを抱きながらも、周
りの状況から素直になれない由真。変化していく状況に翻弄されながらも、少しずつ歩み寄っていく二人の関係がどうなっていくのか。
第1部出会い編 第2部受験編
短編 図書館で を連載にしました。
*2019/1/10改稿して、投稿をし直しました。それに伴いあらすじなども直しました。
*タイトル変更。(旧題 夏の日のシチュエーション)
*2020/11/25 あらすじ変更。
水曜日更新予定!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 09:00:00
89935文字
会話率:59%
アルタイル、デネブ、ベガ。3つの恒星が夜空に大きな三角形を浮かび上がらせる季節。
中学三年である、鷲尾光。白鳥巧。琴月茜。三人は期末試験を控え、夏休みを前にしていた。来年の春からは高校生。少年から青年へ。中学生から高校生へ。そして幼馴
染から……。
夏の夕暮れ。オレンジ色に輝く校舎が、直に夜に包まれていく中で、ゆっくりと変わっていくものと、変わらないもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-06 22:48:32
21323文字
会話率:34%