前作に続き、競輪場に姿を現した神様と女神様。偶然、先日のコンビニ少女に声をかけられる。お金がなくて家賃を作りに来たのだと言う。父子家庭で父親は知的障害者で障害年金が頼みの綱。父親は病気のせいか、カッとなると見境なく家賃分も飲酒競輪につぎ込
んでしまう。あと1ヶ月家賃滞納で強制退去だと言う。親戚にも見放され当てにならない父親に代わって自分がなんとかしようと一攫千金狙いで競輪場に来たが子供が車券買ってたら即補導だろう。代わりに買ってくれる信用できる大人を探していたのである。神様の考えでは神通力でお金など作ったらこの子は金の卵。どんな目に会うか分からない。神通力なしで神様らしく振る舞うには?まず父親に連絡することを神様は勧める。結果として少女は父を信じ、父と同じ目を買うと言う。父娘の所持金を合わせ、一点買いすれば家賃に届くのだ。神通力の使えない神様は、人としてあと何ができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 00:32:41
6122文字
会話率:50%
同棲相手の二人には夢がある。
結婚してささやかながら小さい家を建て、将来は喫茶店を構えること。
だが好事魔多し。彼女の父親の手術費用を肩代わりしていた親類が金を返せないなら彼女を嫁に寄越せと言って来たのだ。
借金は一千万。二人は金策に翻弄
する。
これは銘尾 友朗さま主催「冬のドラマティック」企画参加作品です。
※この作品は、アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 07:00:00
6629文字
会話率:33%
コンビニは豊富な品揃えであなたをお待ちしております、ぜひお立ち寄り下さい。
最終更新:2010-04-09 02:48:05
894文字
会話率:32%