龍の里を治める若き長、修龍の苦悩。長の兄として修龍を支える礼龍。二人の目の前には美しい花が咲いていた。蒼い草原に凛と咲く一厘の花、テグツェツェグ。住まう場所・生き方・考え方。三人の生き様が糸の様に絡み合う……
最終更新:2008-03-16 00:22:39
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会話率:38%
何も興味を示さない祖父が唯一示したのは、道端に咲いていた一厘の花でした。しかし祖父は死に、私宛に遺書を書いていました。植木にある一厘の花を世界の中心に植えてほしい、と。
最終更新:2007-10-14 09:16:33
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会話率:0%