当代最強の冒険者として名を挙げられる「邪神殺し」のユーカ。
彼女に憧れてその冒険の手伝いに参加した駆け出し冒険者アイン・ランダーズは、彼女たちが偶然手に入れた魔導書の力で、ユーカの絶大なレベルをまるごと体内に放り込まれてしまう。
その
副作用で、ゴリラのような外見から小さな女の子になり、もちろん強さもすっかり消えてしまった彼女を連れて、アインは彼女から受け継いだ最強を証明するため、そして彼女に報いるための冒険を始める。
小さくなっても弱くなっても、その中身は変わらず大英雄。そんな無茶苦茶な「師匠」に振り回されながら、彼はいずれ荒々しい時代の頂点に立つ! 多分!
師匠はそう言ってる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 06:15:39
1285265文字
会話率:44%
荒野の彼方に棲む魔王の、侵略の手が伸ばされた小さな王国。
その辺境に、天下に13ある秘剣のひとつが伝承されていた。
見かけは妹でしかない師匠を姉と思い込んで育てられてきた若者は、国の危機を救うために立ち上がる。
だが、魔王討伐の勇者に選ばれ
るには、並み居る強豪を打ち負かさなければならない。
ロリ師匠から秘術を伝授されるべきは、今なのだが……。
(カクヨム様との重複投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 00:09:38
4000文字
会話率:33%
令和XX年。
『マンガ』や『アニメ』ではなく『小説』がトップコンテンツに君臨する、ちょっと先の未来。
主人公『深見鷹』は、ネット小説サイト『執筆の楽園』においてプロ作家『星井雪緒』との決闘に臨んでいた。断筆を懸けて行われる決闘の内容は『ワン
ライ』──物書き60分1本勝負だ。
数多の文学賞を受賞した天才に、ただのアマチュアである自分が本当に勝てるのだろうか。
いっそ敗北を受け入れ筆を折っててしまえば、楽になれるのではないか。
決闘直前まで思い悩む主人公の背を、『師匠』ことゴスロリ美少女作家の『茜』が叩く。
「シャキっとしなさいっ。今までのあんたの努力と、あんたを信じたあたしを信じなさいっ。そらっ、ジャイアントキリングを起こすのよっ」
今まで献身的に自分に尽くしてくれた少女の応援に勇気を奮い起こした主人公は、真剣な顔でキーボードに手を伸ばした。
そして同時に、思いを馳せた。
決闘後に下さなければならないいくつかの決断と、そして別れに── 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 20:18:48
45902文字
会話率:45%