乙女ゲームのストーリーでは、氷帝ノア・レヴァントの婚約者の座にしがみつき、ヒロインに意地悪をしまくって、彼から激しく嫌われてしまう悪役令嬢のソフィア。
しかしこの世界の彼女は、落ちこぼれである上に、呑気で陽気なお馬鹿娘でしかなかった。そして
現実のソフィアは、氷帝と婚約すらしていない。
十九歳になったソフィアは、父から『公爵令息テオドールとの婚約が決まった』と告げられる。やはり婚約者までゲームとは違っている。
そしてこのテオドールは、パーティで『ソフィアとの婚約を破棄する!』と騒いだあげくに、結局ソフィアに執着して、手を出そうとしてくるような、最低最悪な下劣男だった。
そんな折、『胸がキュンとしたら、チート状態になる』というソフィアの特異体質が判明し、互いの利益のために、彼女は氷帝と偽りの恋人同士になる契約を結ぶことにしたのだが――……
どういうわけか難攻不落の氷帝に、溺愛されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 22:25:47
55510文字
会話率:45%
筆者が書いたショートショートを、連載形式でこちらにまとめることにします。ネット上(主にエブリスタ、あと某匿名掲示板)にて投稿したものの転載もありますので、御了承ください。
なお、キーワードについては各話の共通項ではありません。あくまで「
そういう要素を持った話もある」程度に考えてください。
「邪魔者は消えろ」「勇者様の帰還」「ラッキー・ガール暗殺法」「親切な銀河系」「老書聖」「未来幽霊」「魔法で少女」「歴史適正化法の歴史的成果」「転んでもただでは」「蛍雪の功」「酒の中のむかで」「鏡子 ~もうひとりのわたし~」「無愛生物」「憲法第三十九条」「弥勒菩薩」「マックスウェル惨歌」「犯人は時間だ」「エフエの翼」「Knockin’on heaven’s door♪」「UMA」「花のない星」「話し合いましょう」「次々代兵器」収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 22:30:37
64196文字
会話率:30%