勇者が世界をただ救うのはもう古い。時代は、いかに迅速に、的確に、華麗に世界を救えるかを競い合う段階になっていた! しかし彼らの行く手を阻む者は数知れない。奇襲してくる魔王、重たすぎるコイン、ふらつく足元(ガバコン)、オリジナルチャートの誘
惑、不運(ハードラック)、予期せぬバグ、鎖マン……それら厄災から来るガバにもめげず、今日も走者たちは世界を救うために駆けていく。ある者は人間をやめ、ある者は走りながら睡眠をとり、ある者はペットボトルを手に持ち……目指すはただひたすらに最速の自分、最強の自己! 栄光の「完走した感想」はすぐそこにある!
これは、そんな魑魅魍魎の世界に入門した、ある新人の戦いの記録である……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 11:08:00
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会話率:45%
幼馴染のメガネ委員長が行方不明。
家の庭で異世界の扉を見つけた田中は彼女を救おうと飛び込む。
異世界では彼女は聖女であり、お供を選ぶことに悩んでいた。そんな中、バレンタインデーのチョコを見つける。そのチョコは異世界に来る前に購入したものら
しく、田中は誰に渡す予定だったのかわからなかった。
「お前好きな奴とかいたのかよ。どうせサッカー部のイケメンとかだろ? お前、イケメン好きだもんな。ははは」
「出てって!」
勘違いを繰り返す田中にイライラを募らせる清水。
そしてお供を発表する場で彼女が出した答えは、その場にいたものを驚かせるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 15:17:46
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会話率:43%