『第一病霊 スチューデント・アパシー』
自殺した姉の亡霊に悩まされる男は、ストレスからうつ症状を抱えていた。
ある日、軽い気持ちで友人に勧められ精神科のオンラインクリニックを受けることとなる。
治療により長年苦しめられていた亡霊は消えた。
――だが、
それは、本当の恐怖の始まりに過ぎなかった。
『第二消霊 イマジナリーフレンド』
喜怒哀楽――それは人間が持つ感情の種類。
人は喜びが無ければ生きてはいけない。
人は楽しみが無ければ先へと進めない。
――本当に?
――本当に、それは全部、必要なものですか?
怒りがないと困りますか?
悲しみがなければ生きてはいけないでしょうか?
「美馬先生。どうか、私の中にいる『モノ』を殺す、お手伝いをしてはくれませんか?」
黒髪の少女がそう願ったとき、男は一個を消そうと決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 12:31:59
226680文字
会話率:30%
ウェイトレスのエミリは、ある日ホテルの滞在客である紳士に求婚された。冴えない容姿で、気の利いた会話もできない自分になぜ、彼のような立派な身なりのハンサムな紳士が求婚するのか。怯えるエミリだが、周囲の後押しに負け、彼と結婚することに。そして、
彼の屋敷に招かれるが……。【【このお話は、紳士視点の自分語りです。たいへんなクズなので、終始一貫してクズで身勝手です。R-15は保険ではなく、必須な内容です。構成内容は、クズ(ほぼすべて)、胸糞(メイン)、女性蔑視(身勝手の内容物の一部)、男性同士の関係(微量)という感じです。呪いよりも主人公の思考回路のほうがホラーなホラー。少しでも苦手な方、15歳未満の方は全力で逃げてください】】思いがけず主人公のくずっぷりが暴走し、当初考えていたお話とぜんぜん違ったものになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 15:22:10
7691文字
会話率:7%