太陽に向かう花、ひまわりが好きな千鶴の意見で、『向日葵』の字を分けて名付けられた双子兄妹・日向と葵は、両親の離婚とともに、父:健、母:千鶴にそれぞれに引き取られて育つ。互いを知らないまま育った二人は、中学生になった夏休み、訪れたひまわり畑
で遭遇する。二人は兄妹と知らぬまま、同じ誕生日と判り親近感を持ち、翌週も同じ場所で会おうと約束する。一週間後、葵は日向を母に紹介するが、千鶴は、葵の手を引いて帰ろうとする。
そこへ健が運転する古ぼけたフォルクスワーゲン・ビートルが現れ、二人を最寄り駅まで送って、それでプッツンの筈だったのだが・・・。
家族の一員だったビートルが再び家族を結び付ける夏休みのショートストーリィ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 08:10:00
11804文字
会話率:57%
夏の早朝。周囲に他の車が全く見えない中、愛車フォルクスワーゲンタイプ1を駆る男。
穏やかな周囲に男は上機嫌。しかし、愛車のエンジン音はどこか不機嫌そうだ。
そんな時、車内に、けたたましいアラーム音が響き渡る。
コクピットは液晶画面に変わ
り、以下の文字を表示する。
a monster appeared(モンスターが現れた)
男は途端に不機嫌になる。大嫌いな仕事。モンスター駆除の始まりだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 19:00:00
2054文字
会話率:6%
高校三年生。18歳になった才子は普通自動車運転免許を取得(AT限定だけど)、セーラー服姿でスカート翻しヴィンテージ・ナローポルシェを駆って同じ女子高生ライバル達のマシンを悉く打ち負かし、峠でそして公道を舞台に縦横無尽に活躍する物語!
…ではなく、
偶々ウチにあった4気筒旧車に触れながら、元テストドライバー老整備士である爺ちゃんと一緒に、車そして家業であるヴィンテージカー整備に目覚め、受験/大学進学と悩み揺れながら、'類は友を呼ぶ'的 個性的な他校JKドライバー友人達と繰り広げる高校最後の数ヶ月の油塗れの日々の物語です♪
*カクヨムでも掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 08:03:14
110541文字
会話率:37%
もう15年以上前、特別な日の出来事をつづったフィクション。
最終更新:2018-04-19 20:01:57
2096文字
会話率:19%