辺境の村に住むルナには、幼馴染がいる。
幼馴染のダレンは体格よし、顔よし、剣も扱えるし、仕事もできる。その上愛想もよく、村の人気者。
村になじまない色彩をもつため、家族からも村人からも遠巻きにされるルナを唯一かまうのはダレンだけだった。
しかし、ルナは自分にだけ、意地悪な面を見せるダレンが苦手で嫌いだった。
村やダレンから逃げ出したいと思いつつ、そんなことは無理だと諦めていた。
しかし、ルナはある日、「人喰い魔女」と呼ばれる薬師のおばあちゃんと出会って…
最終的には辺境でテングになってた綺麗なクマ(クズな幼馴染)が、
妖精×チート魔術師なギルド職員のネコのカップルに蹴散らされるお話です。
※いろいろふんわり設定。
※クズな幼馴染はヒーローではありません。
※ヒーローの登場は後半。
※登場人物の口が悪いです。
※ざまぁ成分は低めですので、壮大なざまぁをお望みの方にはお口にあわないかも。
※嘔吐表現があります、苦手な方はブラウザバックお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 12:40:09
17645文字
会話率:31%
とある事情により、パトリシアは嘘をつくことができない。愛想笑いですらも嘘とみなされてしまうので、滅多に笑うこともなかった。彼女はそのせいで陰気で性悪な悪役令嬢と陰口を叩かれていた。
真面目に聖泉礼拝の儀式に励むパトリシアであったが、婚約者で
ある王太子は彼女の価値を認めず、婚約破棄した上で、国外追放すると言い渡した。王太子は可愛らしい令嬢ロザリーの天真爛漫さを褒め称え、パトリシアに当てこすった。
婚約破棄されたパトリシアは初めて彼の前で微笑みを浮かべた。これで解放される、自由だ。
王太子は彼女の笑みに釘付けになるが、あとの祭りだった。
彼はパトリシアを追い出したことで、とんでもないしっぺ返しを受けることになり――
逃げ出せたパトリシアだけがハッピーエンドで、王太子始め、彼女をいじめた人々は暗い結末を迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 06:27:56
96527文字
会話率:31%
愛されたがりでダメンズウォーカーだった私は、告白されれば断らない上、大抵の性癖にも合わせるほどの受身女だったが、浮気などの裏切りは絶対許容できず、浮気男と別れた数日後、元彼に刺されて死んだ…という前世を思い出していた。婚約破棄を言い渡された
直後に。卒業パーティーの会場で卒業生でもある元婚約者の隣にはまだ幼くさえ見える少女がいた。そして私は学院の教師で。せっかくだからこの機会に言ってやるよと意気込んで私が語ったのは、性教育についての持論だった。果たしてぶっちゃけすぎた辺境伯令嬢イデリーナは今世こそ愛されて幸せになることができるのか。ヒーローの登場は後半です。きわどい表現出てきますが、あくまでも性教育の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 22:35:27
13044文字
会話率:29%