ヒーローかもしれない 小説家になろう　作者検索

アキノの彼氏は普通の男性。かと思いきや、もしかしたら悪と戦うヒーローかもしれない？？ 怪人に詳しいし怪人があわられると必ずどこかに行ってしまうし、あの「正義マン」とか言うのの正体はもしや...？

大学卒業して社会人になったけど、右も左も分からない毎日。上司に注意されることもあるけれど、何とか頑張ろうと自分なりにやっていた。 そんな時に買った新作ゲームがきっかけで、普通じゃ経験できないだろう数年間がスタートする。 ある日突然に、異世界へようこそなんて。そんなことを頼んだ覚えは、記憶にございません！それでも喚ばれたからには、少しくらい頑張ろう。 いきなり召喚された異世界で村興しから始まって、世界平和まで辿り着く新人社会人の物語。折りたたむ>>続きをよむ

　子供の頃。誰だって一度は憧れる存在はあると思う。例え、それが偶像だとしてもだ。『無かった』だなんて、夢の無いことを仰っているそこの貴方。無かったとしても、あったと言うことにして話を聞いてくれ。 　コホン。咳払いを一つして、話を続けようか。そうそう、憧れている存在についての話だ。 例えば、それは。日曜日の朝8時半のTV画面から流れている、特撮ヒーローかもしれない。仮面を被って、バイクに跨って、数々のガジェットを使いこなして、怪人を打倒しているヒーロかもしれない。敵組織に捕まって望みもしない改造手術を受けた、悲しきヒーローなのかもしれない！ 失礼。語り手本人が我を見失うとは。兎にも角にも、俺は某特撮仮面ヒーローに憧れていたんだ。 　それが今から、10年ほど前の話。そして、唐突すぎるほどに夢が実現したのが、今から2年前。それからずっと俺は活動を続けている。折りたたむ>>続きをよむ