青年――レドナはとある特殊収容所の看守となる。
そこは戦争が終結して、必要のなくなった人工生物兵器、現在では特定危険生物と呼ばれた生物たちが処分される場所であった。
そこでレドナは凶暴さ危険さ故に死刑処分が困難で延期され続けたとされる
生物、通称『RAK-113』の担当をせよと所長から危険な指示が下ることとなり、レドナは人権的拒否権も無く強制的に仕事に就かされることになる。
そしてレドナは鉄格子の向こうにいるRAK-113を……。いや、華奢な肢体をもつ少女を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-11 20:52:11
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会話率:27%