幻想世界「ベルスト・ファンタジオ」
そこには様々な種族の生物が住み、竜が飛び、紅い月と蒼い月があり、魔法があるのも当たり前な世界。
ここに1人の少年がいる。
彼の名はキルヴィ・アースクワルド。
彼はこの世界に住む種族の一つアードナー〈優れ
し者〉の中のメの血族のものである。メの血族はその額に第三の目なる結晶を備えて生まれてくるのが当たり前であったが、キルヴィには第三の目がなかった。
彼はそのことからわずか6歳という幼さで追放か自害を迫られ、追放を選び、メの集落から離れることとなる。追放されたその夜
〈キルヴィのユニークスキルMAP機能レベル1が解放されました〉
彼にユニークスキルの発現を告げるアナウンスが聞こえーー
※世界観は中世ヨーロッパに魔法や幻想生物が加わった感じのファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 12:18:15
703680文字
会話率:51%
目が覚めると記憶がなくなっていた。「ここはどこ?私は誰?」
自分は何者なのか。見知らぬ所で目覚め、今いる所はどこなのか。持ち合わせているのは頭痛とめまい。
わずかな視界に見えるのは目と口がある黒い浮遊物。浮遊物が問う。
『契約を忘れてな
いよな?』 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 20:44:19
5586文字
会話率:32%