普遍と異変が交差する都市『露希』で、寝起きの男はボヤいた。
「ミコちゃん、あんな夢みせるくらいなら死ぬなよぉ。俺はあの日を思い出す度に、死にたくてたまらなくなるんだぜ?でも、その夢のおかげでなんとか生きてるのも確かか……」
死んだ婚約
者に、こじつけの様な文句を言い放ち男は電話を取る。
「ゆりかごから墓場まで。この世にあるものなんでもござれの『岩戸屋』店主、平坂ナギヨシです。冷やかしですか?それとも……ご依頼でしょうか?」
混沌とする街の何でも屋『岩戸屋』を構える三十路の男、平坂ナギヨシは今日も今は亡き婚約者との約束を守り生にしがみつく。
死にたがりの男が織り成すドタバタバトルコメディ。素敵な日々が今始まる……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:28:01
77399文字
会話率:55%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
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最終更新:2023-04-02 17:29:14
326文字
会話率:0%
私はニューヨークに語学留学で来ています。
そこで経験したことについてのエッセイです。
ヨーロッパ人のルームメイトと口論になったり、
図書館の近くにいたホームレスと話たり。
留学生あるあるなのかは不明ですが、私の留学生活という非日常の中の
日常を基にして、私が思ったことを書いています。
どこから読んでも割と大丈夫だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 23:46:57
141677文字
会話率:4%
「フランス料理って喰ったことないなぁ」30代を迎えようとしていたころ、唐突に思った。いわゆる洋食は子どものころから大好きで、いろいろ経験していた。でも、洋食とは相当違うらしい……。そんな、食い意地だけの単なる〈軽はずみ〉な気分を正してくれた
(?)、いや、遊ばせてくれた、東京・浪速(大阪)の〝おふらんす〟体験。懐かしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 20:13:18
7240文字
会話率:24%