ナツイチに寄せた角田光代さんのコラムに返事をした形で書きました。原文を読み返せ無かったので類似した表現が出てきたら書き直そうと思います。
最終更新:2023-08-20 23:36:38
759文字
会話率:0%
「ふぅん。なんか、セミみたいだね」
"夏限りの命"を持つ私は、小学校六年生の夏、同級生にそう言われた。確かにそうかもしれないと思ったと同時に、セミの方がよっぽど良かったとも思った。
セミならば、一週間を必死に生きればいい
だけなのだから。
私は、夏の象徴にも、誰かの友達にもなれやしない。その証拠に、知り合った人たちとの絆はみんな、次の夏までには切れている。
「今年も夏が来た……」
関東が梅雨入りする六月下旬──それが私の目覚める季節。
誰とも関わらず、茹だるほどに暑い季節をただ一人でじっと過ごす。それが、毎年の私のルーティーン。けれど今年の夏は、偶然の再会により、これまでのものとは違う夏が始まった──。
エブリスタにも併載
ナツイチ小説大賞恋愛短編部門参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 12:00:00
27092文字
会話率:53%
部活動としてテレビ番組を制作する制作放送部と、退学を間近に最後の学園祭に臨む女子高生の青春ストーリー。
学園祭を前に部活募集ポスターを見ていた少女、鵜久森葵。それにドラマ性を感じた制作放送部一年の水内春斗が彼女の目標が番組のネタになる
と確信し、彼女を導くことになる。
エブリスタで先行公開しています→https://estar.jp/novels/25540470
カクヨムにも投稿を始めました→https://kakuyomu.jp/works/1177354054891493598
☆★☆エブリスタのナツイチ小説大賞応募予定作品。毎日19時(初日は20時も)にアップしていきます。土日祝は実験的に11時にもアップします。どうぞ見てやってください☆★☆ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 20:00:00
100075文字
会話率:50%