西暦2040年…世界は機械の技術革命により大きく変化していく。
人々はAi (アクシオンインペリアル)というロボットの開発により全ての労働を人間からロボットに切り替えて人類の生活環境を豊かに変えようと考えAi を製造する。
人類は5年の歳月
を費やし、Ai の開発に成功し生活環境は著しく繁栄した。
しかしAi の開発に関わった企業はあらゆる用途に活用できると考え、Ai の利権を手に入れ、それを利用して権力を手に入れる。
数年後、あまりにも万能なAiの存在意義が強まると開発企業は国家をも凌駕する権力を持ち、やがてAi の開発技術を狙い国同士の争いにまで発展していく。
後に世界は人が乗り込む戦闘用Ai を開発し、それを使用した戦争を行い、人類はそのあまりの戦闘力の高さに恐怖し、この戦乱で多くの人が死んでいく。
すると、未だ攻撃の受けてない中立国の日本では、現存する複数の企業により、各国と渡り合う為に日本独自の戦闘用Ai の開発が進んだ。
そして、20年前にその戦闘用Ai の開発、操縦者育成を行う為に設立されたのが東京湾近海に浮かぶ学園都市「都立英明学園」である。
ここで学ぶ少年少女達は来たる戦闘に備えての訓練と年に一度日頃の訓練の成果を試す為に行なわれる学園都市大会「超時空祭」(ディメイションフェスタ)で優勝すべく日々汗を流しているのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 23:51:43
9892文字
会話率:59%
現在の世界にはいくつもの"国"がある。しかして、その"国"が一つの"世界"であり他国が"異世界"である別の視点を考えて見てもらえるだろうか?
「国が違えば文化が違う」とはよく言ったもので、日本人から見ればアメリカや中国
、フランスやオーストラリア、一番近い国である韓国や北朝鮮。その全てにおいて日本の常識では計れないものがある。謂わば最も近い"異世界"とでも表現出来るのではないだろうか?
この物語の世界は日本と言う世界とアメリカや中国、フランスやオーストラリア、韓国や北朝鮮、エジプトやロシア。その全ての国が"近しい異世界"として存在する世界で有る。地球という概念は無く。日本という国ではない。日本という世界なのだ。
そこでは、世界は日本だけしか無いと思われており、また、事実日本しかないとても小さい世界。
アメリカも、中国も、ロシアも、イギリスも、オーストラリアも、韓国や北朝鮮すらも存在しない世界の片隅で生きる一人の青年と、世界を渡り歩く一人の少女の出会いから物語は始まった。
この世界の成り立ちを追い求める物語である。
不定期更新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 02:47:57
25927文字
会話率:51%
平凡な高校生であった兎神 真也(とがみ しんや)はある日、不思議な能力に目覚める。そしてその日から時空を超えた摩訶不思議な旅が始まる。
最終更新:2017-02-06 23:07:45
62900文字
会話率:6%
次元の歩行者〈ディメイション・ウォーカー〉である魑魅正鷹は、父、魑魅鉄心からの呼び出しで十年ぶりに自分の生まれた次元、現世界〈ホット・ホーム〉に帰郷する。
そこで正鷹は父から現世界〈ホット・ホーム〉に発生した次元の捻じれ「ほころび」を修
復する為、ボックスと二人で別次元に行き、神の束ねられた光〈オーラス〉を持ち帰るよう指示を受ける。
正鷹は父の意見に反対する。ボックスとは全次元において最も尊崇され、最も価値ある存在とされる一人の人間である。そのボックスを連れて別次元に行けば人攫いや犯罪組織に襲われる可能性は必須。それなのに護衛が自分一人というのは危険すぎると訴える。
しかし現在、次元の歩行者〈ディメイション・ウォーカー〉は自分とボックスの二名しかいないことを聞かされた正鷹は覚悟を決め、ボックスである早乙女巫女と二人で神の束ねられた光〈オーラス〉を手に入れるため別次元へと旅立つ。
道中で人攫いや犯罪組織と闘い、幾多の危機を乗り越えて二人は神の束ねられた光〈オーラス〉を手にする。
目的を達成し、現世界〈ホット・ホーム〉に帰ろうとする正鷹たちだが、帰りに正鷹を不倶戴天の敵とみなす最初の光を掴んだ者〈リベイション・ハウゼン〉と終焉への躍進者〈メイヘム・タイガー〉の、全次元の双璧と畏怖される二人が現れ、生死を賭けた三つ巴の戦いが始まる。
闘いの果てに意識を失った正鷹が目を覚ますと、そこは現世界〈ホット・ホーム〉だった。正鷹たちは無事に帰還する事が出来たのだ。命がけの歩行を成し遂げた巫女は、特別な絆を感じた正鷹に現世界〈ホット・ホーム〉に残るよう促す。
しかし、正鷹は狙われる身の自分が現世界〈ホット・ホーム〉に留まることは、巫女の身にも危険が及ぶと考え、次元の歩行者〈ディメイション・ウォーカー〉として生きる道を選ぶ。
そして再び、別次元で自分の道を歩き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-04 20:58:22
99276文字
会話率:46%