アンダーセン公爵家の娘ペネロピーは、聖女ゾーイと結託した王太子トバイアスに裏切られ、婚約破棄されてしまう。そして泣く子も黙る聖トラノアナ女子矯正修道院に放り込まれるのであった。しかし修道院長サンドラは言う。ペネロピーは無能だ、トラノアナには
置いておけないと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:19:25
5414文字
会話率:45%
世界が魔王を世界の敵として徒党を組む中。
かつて世界の半分を滅ぼした恐るべき邪神の祠に、一人の若き聖女──アイリスが邪神の生贄に捧げられようとしていた。
心優しい聖女を生贄にしなければならない、そんな苦渋な決断に嘆く神官たちにアイリスは儚
げな笑みを浮かべるのだった。
上記のは嘘である。
聖女アイリスには目的が有った。
邪神の生贄という立場を利用して邪神から力を借りるという目的が。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 23:04:55
18697文字
会話率:36%