ふと目を覚ました僕は、〝僕〟と出逢う。
僕は男で、〝僕〟は少女だったけれど──確かにその少女は、〝僕〟だった。
記憶を失った男がとある図書館で魂を同じくするが違う存在、同一だが一致ではない存在──違う世界を生きる〝自分〟と出逢い、〝
自分〟を通して〝自分〟について知っていく物語。
と、いう皮を被った多重世界を旅しながらおいしいものを食べていくグルメもの。スライム食べたり宝石食べたり牛肉もどき食べたり。
主要登場人物は四人。
〝僕〟──雑用。
〝わたくし〟──メイド。
〝我輩〟──執事。
〝ワタシ〟──館長。
全員、〝自分〟である。
そして名前はない。
第一幕 「僕」の章 全45話完結済
※こちらは別作品「さいはて荘」の対となる小説です。が、「さいはて荘」未読でも何ら問題はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 17:00:00
535919文字
会話率:46%
私たちの住む日本とは違う次元にある日本国。
そこでは、日夜、地球外生命体と戦う男たちがいた。
宇宙魚介類と呼ばれるようになった地球外生命体は、地球の魚介類を救う救世主となった。
宇宙魚介類を捕まえる組織、SEAFOOD(シーフード)に所属す
る彼らと、彼らを支える一人の女性の日常を覗いてみようと思う。
※魚介類のコメディです。グルメものではありません。
※不定期更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 22:02:25
23479文字
会話率:32%
マリーさんはサキュバスの変わり者。三度の〇〇〇〇よりも食事(性的ではない)が大好き。ただし、サキュバスの食事は精気でないと栄養にならない。だからマリーさんは精気の得られる食べ物を求めて旅をしている。そんなある日、立ち寄った街で料理人トーヤと
出会い、そこからマリーさんの新しい日常が始まっていく。
エッチなサキュバスさんとツッコミ属性の人間とが織りなす、グルメもの? ここに始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 20:38:02
24082文字
会話率:40%
稀代の芸術家である父親、清海を憎み、家出した海山雄一郎は、仲居の千鶴の兄である、中村得道の家に世話になりながら、高校に通っていた。そこで悪友の勲に誘われて入ったB級グルメを扱う部活動、B食倶楽部の部長、栗野優美と副部長の遠井京に出会う。生徒
会長である仁木まりのも巻き込んで、B食倶楽部をめぐって奮闘する雄一郎。某美食漫画に対するリスペクト作品!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-11 16:59:36
28849文字
会話率:53%