世界の中心に唯一ある、広大な大陸【パンギル】
ここでは、かつて神と魔族の大きな戦いがあった。
数百年続いたこの戦いは神の軍勢が勝利し、敗北した魔族は衰退していった。
その戦いから500年が経ったパンギルの東端に、とある渓谷があった。
【クルスク・バレー】と呼ばれる広大な渓谷があるのだが、年に数日しか霧が晴れず不気味な鳴き声が響くその渓谷を近隣の村に住む人々は恐れて近づく事は禁忌をされていた。
この渓谷には500年前に戦いで敗北し逃げ込んだ魔族が隠れ住んでいると噂されており、今まで多くの軍隊が魔族の討伐に向かうも生還した者は誰一人いなかった。
皆に恐れられ誰も近づかなくなったクルスク・バレーにはもう一つ、伝説があった。
『この渓谷には一人の美しい魔女が住んでおり、己の大切な物を引き換えにすればどんな願いも叶えてくれる。』
という、魔女の伝説である。
この物語は、この魔女の伝説から全て始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 17:46:46
3820文字
会話率:56%
「秘密が漏れておる」突然マンシュタインは、ツィタデル作戦の練り直しをヒトラーから命ぜられる。奇策を案出したマンシュタインだったが、偶然は偶然を呼び、東部戦線の真っただ中に投げ出された総統をめぐって「タマネギ畑でつかまえて」状態に……
別
作品「死あふるる中に」の憲兵コンビが登場します。ストーリー上ほとんど影響はありませんが、下士官なのにマンシュタインと面識があるのは、前作の事件のせいです。今回は推理小説要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 19:24:34
58821文字
会話率:34%
グロスドイッチュラントのクルスク戦の2週間の戦いの記録っぽいの
最終更新:2017-03-13 21:38:04
22336文字
会話率:0%