義矢留芸夢【ぎやるげいむ】は美少女ゲーム【どぎまぎマテリアル】の熱心なプレイヤーだった。
ゲームを完全に極めるために、彼はある特殊なプレイを始める。
それはヒロイン全員から嫌われるという、嫌われプレイ。
良心を痛めながらも、彼はついにやり
遂げた。
しかし、嫌われまくりの状態で卒業させられた主人公の怒りを買ってしまい、ゲームの中に引きずり込まれてしまう。
スタート地点は最後にセーブをした【卒業の一週間前】。もちろんヒロインの好感度は全員最低。
ヒロインの中から誰か一人でも攻略しない限り、元の世界には戻れないという。
この絶望的な状況から、はたして芸夢は誰かを攻略できるのだろうか……。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※他サイト様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 19:06:42
19331文字
会話率:37%
浅倉翔《あさくら・かける》、二十六歳。
彼がふと目覚めると、何故か若かりし高校生の姿で、往年の伝説的ギャルゲー『胸キュンメモリアル』の主人公としてこの世界に迷い込んでいた。
時はゲーム開始のオープニングである、夢乃高校への入学式の日。
帰
宅時に再会した、幼馴染でありメインヒロインの清宮綾乃《きよみや・あやの》。
彼女に声をかけるけどそっけなくされ終わる。それがオープニングの最後だったはずなのだが……。
「ねえ、翔《かける》君。その……よかったら、一緒に帰らない?」
ゲーム内のフラグをまるで無視したその一言が、翔を混乱させる始まりだった。
リアルでありながら、ゲームっぽさも残している不可思議な世界。
出会いから好感度が色々とおかしいヒロイン達。
ゲーム通りに進むであろう二年間を過ごしたその先に、何があるのかわからない不安。
なぜこの世界に飛ばされたのかもわからない翔は、彼女達と接し心惹かれていく中で、少しずつある事を思い出し、その先にある真実に気づき始めていく──。
ラブコメだけど、ちょびっとミステリーかもしれない物語。
よろしければ、お付き合いいただけたら幸いです!
※R15は保険のようなものなので、期待はせずでお願いします……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 20:00:00
173607文字
会話率:29%