東京の映像制作会社で助監督として働く島 福朗(シマ フクオ)のもとに母親が危篤との知らせが届く。急ぎ故郷の北海道は函館へ帰省するフクオだったが、母は昏睡状態、依然予断を許さない状態が続いていた。
そんなある日、フクオはひょんなことから頭にフ
クロウを乗せたアイヌの“オッサン”と知り合いになる。
「お母さんと話をさせてやる」という“オッサン”は自ら編み出したという降霊術を駆使して、フクオの母親の生き霊を呼び出そうとするが…
泣き笑い、少し不思議なヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 12:24:18
6186文字
会話率:34%