望月桜には3つの顔がある。
一つは普通のOLとしての顔。
二つは兼業作家としての顔。
そして三つ、リスナーとしての顔。
毎週水曜日の夜22時。
それは桜の推し配信者、白兎(はくと)の配信が始まる時間。
いつものごとく週に一度の楽しみにふ
けった翌日、彼女の前に現れたのは──。
──推しの声を持った、とんでもなく鬼畜な新しい上司だった……。
「そんなはずない……この鬼畜が白兎さんなわけがない……認めてなるものかぁぁぁあああ!!!!!」
第9回カクヨム小説コンテスト短編賞受賞!!
コミックフラッパー11月号にて特別読み切り漫画が掲載されています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 12:47:24
9988文字
会話率:44%
「私と――――てくれませんか?」
中学三年生の冬。神里 白夜(かみさと びゃくや)は失恋をした。
冬は過ぎ、春を迎えた季節。
高校生となった白夜は、友達も作らず一人での学校生活をしていた。
とある日の夕方の教室。白夜は一人で掃除を
していた所に突如、噂のクラスメートである黒咲 すず(くろさき すず)が掃除を手伝う所から、白夜の心はほんの少しずつ変化し始める。
なぜすずは白夜に接近したのか。
すずの謎の正体と原因は一体どうなっているのか。
白夜は一体どう変化していくのか。
訳あり新米カクヨム小説家、白雪さんが送る彩りもった訳ありラブコメディがここに始まる。
【カクヨムにて同時掲載中です】
https://kakuyomu.jp/works/16817139556773093548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 03:22:28
1894文字
会話率:16%
「私を……呼んでいるとでも言うの……?」
20年前。突如として飛来した謎の隕石。その謎の隕石は東京を全壊させ、そして辺り周囲に数多の副産物をもたらせた。その隕石が落ちた日は、それ以降「スペースフォール」と呼ばれるようになった。そのスペース
フォールから3年後。突如として人間が消失する事件が多発する。それと同時に、広範囲で一部の記憶が消失するという異変も多発していた。そんな事件が起きはじめてから17年後の現在。霧咲七瀬は、人知れずしてライブギア、「ソーディアン」のキャリアーとして、悪異性体「イービル」の殲滅を行いつつ、圧倒的な歌唱力を誇る大人気トップアーティストとしてステージに上がり、今はもういない、パートナーにささげるように歌い続けていた。
そんなある日、高校二年生の少女、立花美天はイービルに襲われる。体を捕らえられ、捕食されそうになる絶望的な状況のとき、二年前に聞いた言葉を思い出す。その時、赤い光が美天を捕らえていたイービルを一撃で消し去った。その光の中から現れたのは、赤い光を発する銀色のライブギア、「ジェネクス」を纏う少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-09 22:59:16
73069文字
会話率:40%