高校2年17歳の俺が最初に召喚させられた先は、吸血鬼が王族で国民は人間の小国だった。
最初に会った銀髪の女性は会話をしてくれず、死の経験を2回もして逃げ出すが、その途中で召喚理由を聞いてショックを受け、さらに、魔法が使えない事も分かって
ダブルショックも受ける。それでも可愛い吸血鬼の王女様と仲良くなって観光気分であとは元の世界に帰るだけだと思っていた俺に、事態はそんな感じじゃなくなっていく......。やっぱり簡単には帰る事は出来ないのか?
召喚は、俺と召喚主に召喚契約が結ばれ、それによって召喚主の能力を半分使える様になる。その能力で俺は一時的なチートになっていくが、召喚が何度も繰り返される度に俺は段々と肉体改造をされていく。って、ちょっとそれはやめてくれ!
吸血鬼、エルフ、大魔女……と次々に召喚されていくが、その召喚理由が「そんなしょうもない理由で俺は召喚されるのか?!」と思うものばかりだ。そんな事で俺を召喚するな!早く元の世界に帰って俺の呪いを解きたいんだよ!
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ちょっと普通じゃないところ(原因不明で致命的な体質?それとも呪い?)もあるが、それ以外はごく普通の高校生の太地が、召喚という強制的な助けを求められそれを解決していく為に努力していく。
題名はオルトリズム(利他主義)でフィリア(友愛)からオルトフィリアと名付けました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 23:38:33
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会話率:37%